So Air鍼灸院 岡町

2019年10月18日2 分

睡眠と腰痛について

朝夕がだいぶ、冷えてきましたが、みなさんいかがおすごしでしょうか?

今回は、睡眠と腰痛の関係性について説明したいと思います。

朝、目が覚めるとなぜか腰が痛い、そのような経験はありませんか?

実は睡眠時の姿勢によっては腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす原因になるのです。

寝方や寝具が腰痛の原因に!

①うつ伏せ
 
腰を反らしてしまうため、腰椎の関節に負荷がかかり痛みを引き起こしやすく、腰痛の原因になります。また、胸を圧迫することで呼吸症状を悪化させたり、首の頸椎を痛めたりすることもあります。

②②仰向け
 
本来は腰に負担がかかりにくい姿勢です。しかし、もともと腰痛がある方や、猫背の方には腰に負担をかけてしまい、症状悪化の原因になります。

③ベッドの硬さ
 
固いベッドでは、肩や腰の一部分に体重が集中しすぎてしまい、血行不良を起こし、腰痛を生じさせてしまいます。一方、柔らかいものでは、肩や腰よりも重い胴の部分がベッドの中央部分をへこませてしまい、腰が沈んで腰痛を悪化させます。

腰に負担をかけない睡眠にするには?

①横向きで抱き枕やクッションを使う
 
横向きは体への負担が少ない寝方と言われており、横向きになるだけで楽になる方もいます。

しかし、左右の膝を上下に重ねようとすると、常にバランスを取ろうとして筋肉が張ってしまいます。

そこで、抱き枕やクッションを使い、上側の膝を前に出しその下にクッションを挟むと、バランスをとる必要もなくなり腰への負担が軽減されます。

更に、抱き枕を抱くことで、腕の重さを抱き枕が支えてくれるため、下側の肩への重みが軽減されます。クッションは厚めのものが良く、膝を乗せるとちょうど下側の膝の高さ程度になるのがお勧めです。

②バスタオルを腰に巻き仰向けで寝る
 
腰が浮いていると、無意識に腰を持ち上げた状態を維持しようとして、背中の筋肉(特に脊柱起立筋)が張ってしまいます。

そこで、腰と床の間の隙間をタオルで埋めることで、筋肉が頑張らなくても腰の適度な反りを維持することができるようになり、背中の筋肉を緩めることができます。 腰の浮き具合を見ながら、タオルの厚みを調節しましょう。

体の状態や腰痛の原因によって適した睡眠時の姿勢は様々です。

症状がひどい場合、鍼灸治療はいかがですか?

当院では、姿勢から判断し快適な睡眠を得られるアドバイスをしています。

是非お越しください。

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